ヤンキースが王手、ガーディアンズの生き残りの鍵は2人の投手。ア・リーグ チャンピオンシップシリーズ第5戦展望
特にヤンキースに対しては、大逆転勝利した第3戦で2者連続本塁打を喫すると、同点で9回のマウンドに上がった第5戦では、3安打で2点を献上して敗戦投手となるなど、クローザーとして完全に機能停止の状態に陥っている。生き残りがかかる第5戦も、接戦のまま試合終盤を迎えると、この守護神にボールが渡されるのは必定であるため、彼のバウンスバックもまた不可欠なのである。
クリーブランドがクラセを温存できるような試合運びをできれば、話はまた別だが、このシリーズだけでジャンカルロ・スタントン、アーロン・ジャッジ、フアン・ソトの3人で合計7本塁打を放っているヤンキースが相手となると、そうは問屋が卸さないだろう。
バイビーが粘り強く投げて、クラセがしっかり締めくくる。ガーディアンズに求められるのは、そんな試合運びになるだろう。
J SPORTS 編集部