台湾、『3度目の正直』で日本破りプレミア12初優勝 曽豪駒監督「人生は無限の可能性…選手たちに感謝したい」
◇24日 「ラグザス presents 第3回 プレミア12」決勝 日本0―4台湾(東京ドーム) 台湾が3度目の対戦で連覇を狙った日本を倒し、初優勝を飾った。公式の国際大会では14年ぶりとなる日本からの白星。5回の4得点を投手4人の完封リレーで守り抜いて大きな勝ちを収めた。台湾ナインは、うれし涙を流しながらグラウンドで歓喜の輪をつくった。 23日の2次リーグ最終戦・日本戦で先発予告されながら試合前に登板を回避したエース左腕・林昱珉(ダイヤモンドバックス傘下)が先発登板。150キロを超える直球にカーブ、スライダー、チェンジアップなどの変化球を交え、4回まで日本打線をわずか1安打無失点に抑える完璧な投球をみせた。 5回に8番・林家正のソロと3番・陳傑憲の3ランで4点を先制すると、5回以降は投手3人をつないでリードを守り切った。今大会では1次リーグと2次リーグで2度敗れ、”3度目の正直”で日本から勝利を収めた。 曽豪駒監督(44)は「本当に、真実ではないように思う。人生は無限の可能性があって、挑戦すれば、かなう。選手たちに感謝したい」と感無量の様子。最優秀選手(MVP)には陳傑憲が選ばれた。
中日スポーツ