二軍での決意が結実!中日・福永裕基選手、一軍で大活躍!!
立浪監督の助言
変化球を仕留め、左方向に飛ばせるようになり、盗塁もするようになって一軍に上がった福永選手ですが、低めの変化球を見極めることだけはできなかったそうです。 すると立浪監督からこんなアドバイスを受けました。 「スタンスを、ちょっとだけ狭めようか。そしてコマがクルッと回転する感覚で振ってみよう。そうするとお前の一番の欠点である低めの変化球の見極めができるようになるはず」 試合で試すと今までにない感覚があったそうです。スタンスを狭くしてコマが回転するような感覚で打つと、低めの変化球が自然と視界から消える。 消えると振る必要がない。今まで出ていたバットがピタッと止まるようになったそうです。 これらが結実したのが7月2日、長野県松本市での読売ジャイアンツ戦でした。5回表、0対1、1点ビハインド、ランナーをひとり置いて打席に立ったのは福永選手。 山﨑伊織投手が投げた甘めの変化球を振り抜き、打球は中日ファンの待つ左中間スタンドに吸い込まれていきました。 若狭「昨年から取り組んできたこと全てが繋がった、あの逆転の一発でドラゴンズは勝利を手にしました。福永選手、今後も期待したいと思います」 (尾関)