二軍での決意が結実!中日・福永裕基選手、一軍で大活躍!!
中日ドラゴンズ2年目の福永裕基選手は、開幕は二軍でスタートし、現在は一軍で活躍しています。7月6日放送のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』では、若狭敬一アナウンサーが今季の福永選手が活躍できている理由について明かしました。 梅雨空を吹き飛ばす、一挙3得点!!田中、カリステありがとー!!松葉も安定のピッチングで5回無失点です!!【6月30日 公式戦 中日vsDeNA】
昨年以上の活躍
ルーキーイヤーだった昨年の福永選手は97試合に出場し、2割4分1厘、ホームラン2本、打点15、盗塁2、フォアボール20の成績を残しました。 今年7月3日時点では49試合に出場。打率2割6分6厘、ホームラン2本、打点6、盗塁5、フォアボール14です 今年は、昨年の約半分の試合数ですでに昨年を上回る成績も残しています。昨年とは何が変わったのでしょうか? 福永選手が若狭アナに語ったところによると、「昨年1年間は一軍で数多く起用されて、結果を欲しがり、当てにいくバッティングが多かった」とのことです。
危機意識を持つ
福永選手は専修大学から日本新薬に入社し、全国大会で通算3割以上を記録していました。 入社4年目となる2022年、支配下の選手の中では最後に指名されてドラフト7位で中日に入団しました。いわゆる「オールドルーキー」であり、すぐに結果を出さないと戦力外がちらつく年齢です。そこで昨年は目の前の結果を求めるあまり、長打が持ち味なのに、当てにいくバッティングが多くなってしまったそうです。 2年目の今年、このままでは一軍と二軍を行ったり来たりの中途半端な選手で終わると思い、しっかり振れるバッターになることを目標にしています。
和田コーチの言葉
福永選手には、昨年のシーズン中から和田一浩コーチに言われ続けた言葉がありました。 「とにかくしっかり振りなさい。しっかり振るための準備をしなさい。タイミングの取り方を考えなさい。お前の魅力は長打。それを忘れるな」 この言葉で「自分がプロに入れた魅力は長打なんだからこれを貫こう」と強く思ったそうです。 しかし意識だけでは通用しません。専属トレーナーに、バットを振るためにどう身体を使えばいいか、徹底的にアドバイスをもらい、筋力トレーニングもしたそうです。