何だこの余韻…今回の「7」は打感がヤバい スリクソン「ZXi7/ZXi5/ZXi4」アイアン
【ミタさん】 「ZXi4」はどうでしたか? 【コウタロウ】 これは「ZXi5」「ZXi7」とは明らかに違います。3機種のなかでいちばんやさしいし、ボールスピードが速いので5ヤード以上は前にいきます。スピン量も抑えめでアイアン型ユーティリティの弾道に近い。他の2モデルとは異なる打感ですが、これはこれで悪くない。今までの中空アイアンとは違って打感が大人しいので、嫌な感じはしません。 【シオさん】 インパクトサウンドも控えめですよね。バーンという感じじゃない。「ZXi5」「ZXi7」は打ち出しからどんどん「上」に上がる感覚でしたけど、「ZXi4」は前に前に行こうとするパワーがすごい。 【コウタロウ】 3モデルの違いが明確になった印象です。
【ミタさん】 ツアープロが使っている印象が強いスリクソンのアイアンですが、競技ゴルファーしか使えないハードなモデルではありません。「ZXi5」「ZXi4」は、ドライバーのHS40~42m/s前後のゴルファーなら十分に使えますし、「ZXi7」でもHS43m/s前後あれば使えこなせるでしょう。3タイプとも打感に違いはありますが、柔らかいというより打ち応えのある打感が特徴です。 【コウタロウ】 今回の「ZXi7」は売れそうですね。 【シオさん】 私は「ZXi5」も前作同様にロングセラーになると思いますよ。
■ 試打したクラブのスペック
スリクソン ZXi7アイアン ●番手(7I):32度 ●シャフト:Dynamic Gold120/N.S.プロモーダス105 ●硬さ:共にS
スリクソン ZXi5アイアン ●番手(7I):31度 ●シャフト:N.S.プロモーダス105/N.S.プロ950GH neo ●硬さ:共にS
スリクソン ZXi4アイアン ●番手(7I):28.5度 ●シャフト:ディアマナZXi for IRON ●硬さ:S
■ マイクラブ情報
コウタロウ:ピン ブループリント アイアン ●番手(ロフト角):7I(34度) ●シャフト:KBS Cテーパー 125 ●硬さ:S+ シオさん:タイトリスト T300 アイアン<2021年> ●番手(ロフト角):7I(29度) ●シャフト:NSプロ モーダス3 ツアー 105 ●硬さ:S
三田貴史