那須川天心に挑戦表明の現役プロ中村優也が豪語「ルール次第で7、8割の確率で倒せる」
天才キックボクサーの那須川天心(20、TARGET/Cygames)がインターネットTV「AbemaTV」の3周年企画として参加を決めた「那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円」の挑戦応募者が3日間で早くも1000人を超えるなど大きな反響を呼んでいる。 中でもJBC(日本ボクシングコミッション)のライセンスを持たずに海外を拠点に活動しているJBC非公認の元WBCアジアバンタム級王者、中村優也(28)が参戦を表明して話題になったが、さらに昨年9月にタイ国内のフライ級王座を獲得している恵良敏彦(44)もSNSで「俺はフライだしフリープロで現役のチャンピオンだから天心としても美味しいだろう。 年齢も踏まえ話題にはなる。無論、魅せる試合はしても負ける気なんか無いよ。天心よ 俺との対決を望む」と参戦を表明。中村によると元全日本スーパーフライ級新人王で、その後JBC非公認のWBFの世界王者となった小林健太郎(28)も応募したという。 先陣を切ったのは中村だが、「日本のプロボクシング(JBC)関連の人間は出られへん。それをわかっててやろ? 俺がやったる! 黙って俺を採用しろ! 階級もフェザー級で合わせたる! 」とツイッターに投稿し応募画面もそのまま掲載した。 「天心へひとこと」という項目には「ボクシングをなめんな」とも書いていたが、ツイッターには激励と共に“アンチ”からの批判コメントも殺到して“炎上”。中村は「メンタルやられます」と困惑している。 「応援の声と同時にアンチもめちゃ多くて。まだ本格的にツイッター始めたばかりなんで慣れていないんですよ」 2月の試合前にスポーツメーカー「BODYMAKER」の企画応援をもらったため、そのプロモーションもかねてツイッターを本格的に始めたが、今回の騒動で“炎上”を初経験した。 「売名だろ」 「キックでやってみろ」 「馬鹿は自分の価値と知名度考えて発言しろ。一番ボクサーの品位下げてるぞ」 最初は何もしらずいちいち返信していたが、SNSに詳しい知人の助言でやめたという。 「キックでやれって? キックルールなら死んじゃいます(笑)。那須川はキックは神童、ボクシングなら井上尚弥。その評価はしている。でもボクシングは別やぞ、ということです。自分が主張したいから挑戦しただけ。僕だって人に嫌われるようなことをしたいわけじゃないんですよ。裏付けがあって発言したんです」 今回の応募のきっかけは、ツイッターで知らない人からのDMで企画を教えられたことだったという。