187センチ・114キロの怪物フォワード擁する南山 階段ダッシュで花園へ 長崎県大会決勝
長崎放送
23日に迫った花園予選・長崎県大会の決勝は、長崎北陽台VS長崎南山、2年連続同一カードとなりました。決戦を前に「長崎南山」の練習を取材しました。 【写真を見る】187センチ・114キロの怪物フォワード擁する南山 階段ダッシュで花園へ 長崎県大会決勝 長崎南山、2年連続の花園へ!グラウンドを縦横無尽に駆け回り、右に左に、スピードに乗ったパス回しで相手を翻弄します。 久保田一平監督: 「グラウンドを目一杯使って、人もボールも動くラグビーがうちのチームの強みかなと思います」 「はいはい上がって、きっつー!」 1試合60分間フルに動き続けるためのトレーニングを積んできました。ことしの夏に取り入れたのがおよそ200段の階段ダッシュ!週に2回、1日に10本、ときには仲間を担いでの走りこみです。 池田太陽ゲームキャプテン: 「きつかったですね、夏とか特に、1試合通して走り負けることがなかったので練習試合でも、それは自信に繋がっていると思います」 体力トレーニングが実を結んだのが長崎北高との準決勝でした。試合終盤まで、赤のジャージ・南山の運動量が落ちることはありません。後半に3トライを挙げ逆転勝利しました。 久保田一平監督: 「階段ダッシュやったりだとか、新たにことしは取り組んできたので、それがしっかり結果に繋がったのが準決勝だったと思うので、決勝もそこはブレずにやっていきたいと思います」 ■高校日本代表フォワード チームの中心は高校日本代表候補、フォワードの本山佳龍選手。 その体格は… 本山佳龍選手: 「身長187センチ・体重114キロです。自分の長所はこの体を使って相手のDFラインをぶち破ることです」 抜群の身体能力を持ち、小学生の時には相撲で九州王者に輝いた本山選手。高校卒業後は、ラグビー日本最高峰のリーグワンに挑戦する逸材です。 本山佳龍選手: 「自分は真っ向勝負を挑んで(相手DFを)ぶち破りたいと思います、最後は笑って終わりたいなという部分があります」 ■南山か北陽台か 南山は決勝戦の相手、北陽台に6月の高総体で0対75の大敗を喫しています。ことし県内無敗の北陽台の壁をいかに破るかー。