残クレを利用して「月4万円」で「ノア」に乗っていますが、友人から「残クレは追加費用がかかる」と言われて不安になりました。余計にお金がかかることもあるのでしょうか?
日常生活で車に乗るにあたって、「残クレ(残価設定型クレジット)」を利用している人も多いでしょう。残クレを利用すれば、一般的にローンを組むよりも月々の支払いを抑えられます。ただ、「追加費用がかかる」と聞いて不安になってしまうことがあるかもしれません。 本記事では、残クレの仕組みと追加費用が発生するケースについて詳しく解説します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
そもそも残クレとは?
残クレとは、車を購入するときに「残価」を設定し、その残価を差し引いた金額を月々分割払いする方法です。全体の車両価格に対してローンを支払う通常のカーローンよりも、毎月の支払額を低く抑えることができます。契約が終了するときには、車を返却してもいいですし、残価を支払って利用していた車を購入することも可能です。 月々の支払いを抑えたい人や、少ない負担でハイクラスの車に乗りたい人は、メリットを感じるでしょう。 次の条件でトヨタ「ノア」を残クレで契約した場合の、月々の返済額を試算します。 ●グレード:X 2WD ●車両本体価格:税込267万円 ●支払い回数:48回(4年ローン) ●金利:5% ●頭金、ボーナス払い:なし ●最終支払い割合:48% この場合、月々の返済額は約4万円になります。通常のローンだと月々約6万円の支払いになるため、残クレはお得な制度だといえるかもしれません。
残クレで追加費用がかかるケースとは?
月々の支払いを安くできる残クレですが、実際には追加費用が発生することもあります。例えば次のような場合です。 ■走行距離制限を超えた場合 残クレ契約では、年間または月間の走行距離に制限が設けられています。契約で決めた走行距離を超えると、追加費用が発生します。日常的に長距離を走る人は注意しましょう。 ■車両に傷がある場合 車を返却する際、外装や内装に傷やへこみがあると、追加費用がかかることがあります。これは車の価値が下がったと判断されるためです。返却時にその下がった分の差額を請求され、最終的に多額の支払いが発生するケースもあります。
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