【ラグビー】日本代表きょうウルグアイ戦「なめたらやられる」4連敗阻止へ格下に勝利必須の一戦
ラグビー日本代表(世界ランク14位)は16日午後2時半(日本時間同10時半)、フランス・シャンベリーでウルグアイ(同19位)との欧州遠征「リポビタンDツアー2024」第2戦に臨む。 15日(日本時間同16日)は前日調整。チームは現在テストマッチ3連敗中で、今秋唯一の格下との対戦となる。勝利が求められる一戦を前に、代表2キャップ目の先発WTB浜野隼大(23=コベルコ神戸スティーラーズ)は「みんな日本が勝つのを予測しているけど(ウルグアイは)2019年(W杯日本大会)のフィジー戦でも勝っているし、強いチームなので油断せず『自分たちのやることをしっかりやろう』という話をしています」と明かした。 目指すは旗印「超速ラグビー」の体現だ。19-64で敗れた10月26日のニュージーランド(同2位)戦、12-52で屈した11月9日のフランス(同4位)戦では影を潜める時間帯が長かったが、先発プロップの為房慶次朗(23=クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)は「ウルグアイの映像を見ている感じだと、僕たちのラグビーの速さについてこられないと思う。ここ1週間はずっと超速のアタックを意識してやってきました」と見据える。ボール争奪戦で素早く相手をはがし、次の攻撃に持ち込むことが理想。スクラムでも要となる右プロップは「負けが続いていて、絶対に勝たないといけない雰囲気。『やるしかない』という感じです。なめてかかったら、絶対にやられる」と気を引き締めた。 前戦でSO立川理道主将(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)が負傷離脱。主将はSH斎藤直人(27=スタッド・トゥールーザン)が担う。先発SOは代表3キャップ目の松永拓朗(26=東芝ブレイブルーパス東京)というフレッシュな布陣。緊張感高まる一戦で、結果を求める。【松本航】