GPフィンランド大会、鍵山優真が首位発進…2位友野一希に13点差も「まあまあでした」
【ヘルシンキ=平地一紀】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦、フィンランド大会は15日、ヘルシンキで開幕し、男子のショートプログラム(SP)で、2022年北京五輪銀メダリストの鍵山優真(オリエンタルバイオ)が、103・97点で首位に立った。友野一希(第一住建グループ)が2位、山本草太(中京大)は4位。
第4戦のNHK杯に続く2戦連続優勝のかかる鍵山が、納得の表情を見せた。NHK杯のSPにはわずかに及ばなかったものの、大きなミスはなく、2位に約13点差を付ける好スタート。「連戦というところもあってあんまり欲は出していなかった。まあまあでした。でも、今日は最初から最後までNHK杯と同じような感覚で、落ち着いてできたので、よかったなと思う」と手応えを語った。