“圧巻の9頭身ボディ”の斎藤恭代がベストボディジャパン初挑戦 「2位じゃダメなんです!」
「ミス・アース・ジャパン 2017」優勝の斎藤恭代(さいとう・やすよ/28)さん。“圧巻の9頭身ボディ”として昨年、一気にブレイクを果たした。そんな斎藤さんが10月5日(土)に開催されるベストボディ・ジャパン千葉・君津大会に初挑戦する。「大会に挑戦したい。2位じゃダメなんです!」と、大会優勝に向けて3カ月前から大澤直子さん(JBBF女子フィジークトップ選手)のトレーニング指導を受けている斎藤さん。今回は初めて6月に行われた大澤さん(以下、NAO)パーソナルの模様をお届けします。 【写真】斎藤恭代さんが悲鳴!大澤直子さんのスパルタトレーニング [初出:Woman's SHAPE vol.28]
NAO トレーニングお疲れさまでした! 初日の今日は下半身をメインに5種目、プラス腹筋というメニューでしたが、どうでしたか? 恭代 NAOさん、ありがとうございました。「スパルタNAO」というお名前がついているだけに、つらいのは覚悟していたんですけど……つらすぎました! NAO アハハ! そういえば1種目めのブルガリアン(スクワット)から「イヤーッ! いつもと違う!」って叫んでましたもんね。 恭代 じつは、NAOさんの指導を受けることが決まった2カ月くらい前からパーソナルトレーニングを受け始めたんです。 NAO 予行演習という感じで? まじめですね。偉い! 恭代 いえ、すぐに絞れる自信が全然なかったので、ちょっとでも土台づくりをしておこうと思って。いつもブルガリアンはやっていますが、こんなにお尻に効いたのは初めてかもしれません。 NAO 狙った部位にきちんと刺激が入れられている証拠ですよね。何かスポーツをやっていたんですか。 恭代 中学から高校まで器械体操をやっていました。本当は大学でも続ける予定でしたが、前十字靭帯を痛めてしまい、諦めました。 NAO やっぱり下地があるんですね。ブルガリアンは意外と難しくて、トレーニング初心者はフォームをマスターするだけで1時間かかったりするんです。でも恭代さんはすぐにマスターできてましたよね。 恭代 ブルガリアンと次のルーマニアンデッドリフトは、ただただ必死でした(笑)。 NAO ルーマニアンもフォームの習得が難しいけど、ちゃんとできていましたよ。体操の経験があるから体幹がもともとしっかりしているのと、グラビアのお仕事などでふだんからポージングをしているからか、軸の取り方も上手ですよね。 恭代 ありがとうございます! 今日は本当に発見がいろいろあって。いつもやっている種目でも、たとえば1㎝だけ脚を上げるとか、骨盤をほんのちょっと前傾、後傾させるだけで効き方が全然違ってくるんだなって。最後の腹筋もツイストを入れるだけでつらさが……。腹斜筋を狙っていつもは真横に上げるだけだったんですけど。 NAO 真横の動きは、腰まわりが強くはなるけどウエストが太くなっちゃう。ツイストとか、ひねる動きだったら大丈夫ですよ。 恭代 そうなんですね。筋肉の場所や特徴を理解しながらできたことも、今日はすごくよかったです! NAO ところで、恭代さんはどうして今回、筋トレをやってみようと思ったんですか? 恭代 もともとモデルのお仕事をしていましたが、去年からグラビアの世界に入りまして。水着になる機会も増えたので、そこから自分の身体づくりを考え出したんです。 NAO 今回のお話をいただいて、グラビアの方のインスタもちょこちょこ見たりしましたが、けっこういろいろなタイプの人がいますよね。今の時代は少しマッスル感があってもいいのかなと思ったけど。 恭代 それも素敵ですね! でも、それ以前にどうにかしないといけない部分があって……。私、撮影のときにお尻がくぼんでいたのを発見して、すごくショックだったんです。それもあって、丸みのある女性らしい、メリハリのある身体を作りたいと。 NAO くぼんだのは筋肉が少し落ちた時期だったのかな? たしかに、あえて課題を見つけるならお尻の上部かな。別にお尻が垂れたり、落ちたりしているわけではないので、引き上げるより上部をつけていくことをメインにやっていきましょう。
恭代 あとは、ウエストも若干太いんです。 NAO 肩まわりが細いから余計にそう見えるのかな。ビキニの撮影が多いなら、ウエストはもうちょっとシェイプして、全体としてくびれを作っていきましょうか。今回やった腹筋も効果的だと思いますよ。 恭代 私、せっかく筋トレを頑張るならボディコンテストにも挑戦してみたいんです。 NAO 明確な目標設定はモチベーションになるので、すごくいいと思います! 恭代 大会を目指すなら、絶対に優勝したいです。2位じゃダメなんです!
取材・文:藤村幸代 撮影:中原義史