『キノ・ライカ 小さな町の映画館』公開記念、渋谷ユーロスペースで特別展示&特別上映決定
アキ・カウリスマキが手掛けた映画館「キノ・ライカ」をめぐるドキュメンタリー『キノ・ライカ 小さな町の映画館』の公開を記念して、渋谷のユーロスペースにて特別展示が行われることが決定。オフショット写真と新たな場面写真も解禁された。 【写真】『キノ・ライカ 小さな町の映画館』場面写真 フィンランドの小さな町カルッキラに映画館を作り上げたアキ・カウリスマキ監督と仲間たちの奮闘を描いた本作。 この度、キノ・ライカで販売されているオリジナルグッズやポスターがユーロスペースのロビーにて特別展示されることが決定。この展示は日本公開を喜ぶキノ・ライカの経営者のひとり、ミカ・ラッティからの提案で実現した。 キノ・ライカから届いたのは、ロゴ入りTシャツ、パーカー、キャップ、オリジナルのポスター、そして「キノ・ライカ 二ッティング・ボックス/キノ・ライカ ソックス」。3色の毛糸と編み棒、編み方説明書(フィンランド語・英語・日本語)が入っており、説明書通りに編み上げるとキノ・ライカのロゴ入りソックスを完成させられるというユニークな一品。 世界に30セットしかない、<アキ・カウリスマキ監督の直筆サイン入り>ボックスを1名にプレゼントする来場キャンペーンも実施。詳細は、映画公式サイトにて順次掲載予定。 また本編の上映前に、オリジナル先付け映像(映画本編の前に流す映像)が上映される。これはキノ・ライカで実際に使用されている映像だという。さらに直輸入のカップを使ったキノ・ライカ・ポップコーンの販売もされる。本作の監督を務めたヴェリコ・ヴィダク監督が日本公開に合わせて来日することも決定している。 2025年1月には、劇中で語られる映画の特集上映「カウリスマキと映画とキノ・ライカと」の開催も決定。劇中でカウリスキが10代の頃に「2本立てで観て、完全に脳がふっ飛んだ」と語っている『極北のナヌーク』(1922/ロバート・フラハティ監督)、『黄金時代』(1930/ルイス・ブニュエル監督)、そしてインタビューに登場するジム・ジャームッシュ監督とユホ・クオスマネン監督の各々の代表作である『ナイト・オン・ザ・プラネット』(1991)、『コンパートメント No.6』(2023)が上映される。 『キノ・ライカ 小さな町の映画館』は12月14日(土)よりユーロスペースほか全国にて公開。
シネマカフェ シネマカフェ編集部