万博は“向かい風”では? 「全然ない」と強気の維新・馬場代表 「立憲と組んでもロクなことない」 今後、自公過半数割れならどう動く?
■誘われても…立憲とは組めない?
―Q.政治改革について、他党でも「こういう政治改革をすべきだ」と案を出しています。立憲は「政治資金パーティー全面禁止」と言っています。維新は全面禁止ではない。なんか維新、弱くないかと。立憲よりも少しハードルを下げている気がするんですが。 【馬場代表】「これはもう是非注目しておいていただきたい。我々は、政治資金パーティーのパーティー券を企業団体に販売することは、内規で禁止ということになったね。(立憲も)言うた以上やってください。今の段階では、高めの球を投げようと思ったらナンボでも投げられる。我々は有言実行という路線をずっと歩んできてるから、できる範囲のことは言うけど、立憲さんみたいに素晴らしいことは、今回は言えてないかも分からんけど」 少し解説が必要だが、馬場代表の主張はこうだ。 維新は政策を掲げた時点で自ら先に実行するが、立憲は規則ができるまでは実行しない。ここに大きな違いがあるという。 【馬場代表】「他の政党がやらんでも、自分らでやったらええわけよ。旧文通費の領収書の公開も、今や国民民主党さんもやってる。立憲民主党も共産党もやったらええ。みんなやって自民党だけになったら、やらざるを得んようになる。それが政治の力。立憲が言う『皆がやらんと』『皆が約束して』とか、やらんの最初からミエミエやからね」 「俺の目から見て、どう考えても納税者・国民のための仕事をしてるとは思わないから、(立憲の)不要論を言ってる。自民党って、腐ってもやっぱり、目の前の課題とかこなしていく立場におるし、責任もあるから。悪いこともいっぱいあるけど、ええことも時々やってる。何もええことしてないから。野党第一党の方々って」 ―Q.立憲が言っている「ミッション型内閣」。「自公過半数割れ」となったら、本当に呼び掛けが来ると思うんですよ。どっちが野党第一党になろうと。どうされますか? 【馬場代表】「仮定の話やからね、その時が来んと、ほんまにどういう判断するか分からんけど。基本的な政策の部分、外交、安全保障、憲法、エネルギーっていう国家の基本は合致してなかったら、そこから派生してくる政策、法律がうまいことまとまるはずないもんね。それは細川政権だけじゃなしに、過去の歴史が証明してるから。だから俺は今の段階、今の立憲民主党さんと組んでも、ろくなことにならんの違うかなとしか、今は思われへんね」 ―Q.あくまで「今は」っていう… 【馬場代表】「今はね」