「アルファベットチョコレート」や粉末飲料など9月に値上げ・容量見直し 名糖産業
名糖産業は9月2日出荷分から、チョコレートやキャンディ類、粉末飲料など一部商品の価格改定および内容量変更を実施する。主原料を中心とした原材料費やエネルギーコストなどの高騰が背景。 特にチョコレート製品に関しては、今年3月に主軸商品の内容量を変更。この7月にも一部商品で価格改定と内容量変更を実施したが、カカオ豆高騰の影響から3回目の見直しとなった。 価格改定をするのは、チョコレート商品では「アルファベットチョコレート144g」や「つぶより苺チョコレート118g」「ちびさくミルクチョコレート42g」など11アイテムで、値上げ率は8~14%。キャンディ類では「沖縄のミネラル塩飴80g」が約11%、粉末飲料は「牛乳でつくるココア180g」が25%のアップとなる。 価格改定と内容量変更を行うのは、チョコレートが「ナッツチョコレートコレクション」(111g→106g)、「大人の洋酒チョコレート」(129g→118g)など7アイテムで、いずれも約14%の値上げ。粉末飲料の「しょうが紅茶」については、30P・1000円から16P・700円とし、値頃感を訴求する。 内容量変更商品は、キャンディ類が「ビタミンCのど飴」(70g→53g)、「ハーブミントのど飴」(75g→54g)など9アイテム、粉末飲料は「レモンティー」(4Pg3P)、「ミルクココア」(4Pg3P)など4アイテムとなる。