そうめんの基礎知識
そうめんの基礎知識
そうめんの原料や製法、定義などをご紹介。 写真には手延べ式、機会式、3大そうめん、極細そうめん、五色そうめんが並んでいます。 そうめんの新たな一面を知ることで、そうめんがもっと味わい深くなります。 そうめんの沼の入り口へようこそ。
原料は小麦粉がベース
そうめんの基本原料は小麦粉、塩、水、油の4つ。小麦粉に食塩、水などを加えて練り合わせ、麺の乾燥を防ぐために油を塗り、棒状にして乾燥させて作ります。メーカーによってはオリジナルの小麦粉を使用しているところも。
作り方は2種類!
そうめんの製法は“手延べ式”と“機械式”の2種類。手延べ式はこねた生地をねじりながら(=よりをかける)、さらに細く引き延ばして乾燥させる方法で、1本1本の太さ、形、切り口などが微妙に異なるのが特徴。機械式はこねた生地を棒状に細く切って乾燥させます。
太さで名称が変化
めんの太さは製法によって基準があり、消費者庁の食品表示法では下記の通りに定められています。 太くなるほど、そうめん、ひやむぎ、うどんと名称が変わります。
有名な3 大そうめん
奈良県の“三輪そうめん”、兵庫県の“播磨そうめん(揖保乃糸)”、香川県の“小豆島そうめん”が「日本3大そうめん」と呼ばれ、さらに日本各地で特徴のあるそうめんが作られています。奈良県桜井市がそうめん発祥の地という説もあります。
細さや色の違いも
太さや色など、そうめんにはさまざまな種類があります。そうめんは細いほど高級品と言われており、0。3㎜以下の超極細のそうめんも存在します。緑や薄い赤など、そうめんに抹茶や梅肉を練りこんだものもあり、色の美しさだけでなく、味の違いも楽しめます。
さいごに
そうめんは、私たちの食文化に深く根ざした食品であり、特に夏の風物詩として親しまれています。その原料や製法にこだわりが詰まっており、めんは見た目の美しさ、食感、味わいの多様性が詰まった、日本を代表する伝統食品です。 さらに料理としての奥深さを知ることで、食卓におけるその存在感はさらに広がりを見せるでしょう。 出典: 。 出典:おいしく! 手軽に! そうめんを楽しむBEST 55 レシピそうめんの本 市瀬悦子
buono編集部