JAL初日の出フライト、北陸復興掲げ歴代制服で 羽田A350、成田787、中部はJTA
日本航空(JAL/JL、9201)グループは、初日の出と初富士を楽しむ「初日の出 初富士フライト」を2025年1月1日に羽田と成田、中部発着で実施する。いずれも抽選販売で、11月13日から申し込み受付を同社のウェブサイトで始めた。 【写真】初日の出フライトに同乗する歴代制服を着たJALの客室乗務員 今回は北陸の復興応援を掲げ、石川県輪島市の伝統工芸である輪島塗のJALロゴ入り「輪島うるし箸」を乗客にプレゼントする。羽田と成田は、歴代制服を着用した客室乗務員が同乗する。中部はグループの日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)が運航する。 申し込みは、3コースとも1次から3次まで3回に分けて受け付ける。1次募集は13日から17日、2次募集は18日から24日、3次募集は25日から12月2日で、満席になり次第、キャンセル待ちでの受け付けとなる。1次と2次で落選した人と、申し込み時点で満席だった人は、自動的にキャンセル待ちとして受け付ける。 ◆羽田はA350 羽田発着の便名はJL2025便で、機材はエアバスA350-900型機の国内線X11仕様(3クラス369席:ファースト12席、クラスJ 94席、普通席263席)を使用し、募集人数は348人。羽田を午前5時45分ごろに出発後は西へ向かい、南アルプス上空で初日の出を観賞。その後は北東へ針路をとり、栃木県日光付近を経て南下し、羽田へは午前8時ごろ戻る。 旅行代金は大人・子供同額で、ファーストクラスは窓側2席が20万8000円(2人分)、中央2席が15万8000円(2人分)。クラスJは窓側2席が15万3600円(2人分)、中央1席は5万7000円(1人分)、翼上の窓側2席は13万8000円(2人分)となる。 普通席は窓側3席が16万2000円(3人分)、窓側2席が12万8000円(2人分)、中央1席は3万4000円(1人分)で、翼上席は窓側3席が14万1300円(3人分)、窓側2席が11万円(2人分)、中央1席は2万9900円(1人分)となる。 いずれも、おせち風2段弁当や、上川大雪酒造のスパークリング日本酒、榮太樓總本鋪の紅白まんじゅう、オリジナルトートバッグ、ステンレスタンブラー、和鶴が含まれる。 ファーストクラスの乗客には、英国王室御用達シャンパン「ジョセフ・ペリエ キュヴェ・ロワイヤル ブリュット」の提供を予定している。 ◆成田は787-8 成田発着はJL2525便で、機材はボーイング787-8型機の国際線E03仕様(2クラス206席:ビジネス30席、エコノミー176席)を使用し、募集人数は190人。成田を午前5時35分ごろ出発し、千葉県館山沖で初日の出を観賞後、富士山を眺めてから静岡の手前で進路を変え、伊豆諸島の三宅島付近を通り、午前8時ごろ成田へ戻る。 旅行代金は大人・子供同額で、ビジネスクラスは窓側2席が18万8000円(2人分)、翼上の窓側2席が16万7600円(2人分)、中央2席が14万2400円(2人分)。エコノミークラスは窓側2席が12万2000円(2人分)、中央1席が2万9800円(1人分)で、翼上席は窓側2席が9万9600円(2人分)、窓側1席が8万2800円(1人分)、中央1席が2万7000円(1人分)となる。 いずれも、おせち風2段弁当や、上川大雪酒造のスパークリング日本酒、榮太樓總本鋪の紅白まんじゅう、オリジナルトートバッグ、ステンレスタンブラー、和鶴が含まれる。 ビジネスクラスの乗客には、英国王室御用達シャンパン「ジョセフ・ペリエ キュヴェ・ロワイヤル ブリュット」の提供を予定している。 ◆中部はJTA 737 中部発着はNU2025便で、JTAが737-800(2クラス165席:クラスJ 20席、普通席145席)で運航し、募集人数は150人。中部を午前5時40分ごろ出発し、遠州海岸沿い上空を経て房総半島へ向かい、南房総で初日の出を観賞後、富士山を眺めてから午前7時45分ごろに中部へ戻る。 旅行代金は大人・子供同額で、クラスJは窓側3席が20万400円(3人分)、窓側2席が15万4000円(2人分)。普通席は窓側3席が14万7000円(3人分)、窓側2席が12万2000円(2人分)、窓側1席が7万9900円(1人分)、中央1席が3万7000円(1人分)で、翼上席は窓側3席が11万1000円(3人分)、窓側2席が9万2000円(2人分)、窓側1席が6万8800円(1人分)、中央1席が2万8000円(1人分)となる。 いずれも、おせち風2段弁当や、上川大雪酒造のスパークリング日本酒、榮太樓總本鋪の紅白まんじゅう、オリジナルトートバッグ、ステンレスタンブラー、和鶴が含まれる。
Tadayuki YOSHIKAWA