熱唱するこっちのけんと（撮影・藤山　由理）

　大みそか恒例の「第75回NHK紅白歌合戦」（後7・20）が31日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、初出場でマルチアーティストとして活動するこっちのけんと（28）が大ヒット曲「はいよろこんで」を熱唱した。 【画像あり】 【紅白】椎名林檎にネット釘付け！OPでド派手衣装登場に衝撃「そこしか目がいかん笑笑」 　こっちのけんとは白組トップバッターで登場。、リズミカルな音楽に合わせて会場を盛り上げると、司会のお笑いタレントの有吉弘行、女優の橋本環奈、伊藤沙莉も「ギリギリダンス」を披露。熱唱を終えると、「本当に幸せ者です。ありがとうございました！」と語り、深々と頭を下げた。 　出番を終えた後は「直前まで楽しかったんですけど、出る瞬間に緊張が半端なくなって、天童よしみさんが歌いきったくらいで自分の中でボルテージが上がりきっちゃって」と告白、「あっぷあっぷしながらですけど、最終的には楽しめました」とし、「今思い返しても思い出せないくらい記憶真っ白です。来年もっと曲を作って紅白に出れるように頑張りたいです」と語った。 　　今年5月に配信リリースした「はいよろこんで」はサブスクリプション（定額聴き放題）の総再生回数が現在1億8000万回をマーク。ヒットの基準とされる1億回を超える大人気となっている。「ギリギリダンス…」という歌詞に合わせて手足を払うように広げる踊るダンスがインパクトともに広まった。番組でJO1、香取慎吾、小林幸子ら多くの歌手とコラボし、老若男女が踊れる曲として定着した。