TikTok新法に「待った」 運営企業側、発効停止申し立て
【ニューヨーク共同】中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の運営企業は9日、米国内でのアプリの利用禁止につながる規制を盛り込んだ新法の発効について、一時停止する命令を出すよう米裁判所に申し立てた。 新法は、ティックトック運営側が米国事業を期限内に売却しない場合、アプリ配信を禁じる内容。米連邦高裁は6日、新法の合憲性が争点だった訴訟で、安全保障上の懸念を訴えた米政府の主張を支持して「合憲」と判断。来年1月19日に発効する予定となっている。 ティックトック側は上訴する方針で、連邦最高裁の審査までは新法の発効を差し止めるよう求めた。