【MLB】 ガーディアンズがタイガースに先勝 今季無得点の相手オープナーを粉砕 盤石の完封リレー
ディビジョンシリーズ第1戦【タイガース0-7ガーディアンズ】@プログレッシブ・フィールド
日本時間10月6日、今日からディビジョンシリーズがスタート。ア・リーグの第2シード・ガーディアンズは本拠地に第6シード・タイガースを迎えた第1戦に7対0で快勝。初回にレーン・トーマスの3ラン本塁打などで5点を先制すると、タナー・バイビーからの盤石な継投で完封勝利を収めた。タイガースはオープナーを務めたタイラー・ホートンが4失点と誤算だった。 【動画】ガーディアンズ・トーマスの3ラン本塁打 ガーディアンズは初回、先頭のスティーブン・クワンの二塁打などで無死1・2塁のチャンスを作ると、3番ホセ・ラミレスの当たりをタイガースの三塁手ザック・マッキンストリーがエラー。幸先よく1点を先制する。続く4番ジョシュ・ネイラーもタイムリーで続くと、タイガースのオープナーであるホートンは一死も取れずに降板。代わった2番手リース・オルソンは5番レーン・トーマスに3ラン本塁打を献上し、いきなり0対5のリードを許してしまう。 対するガーディアンズは先発のタナー・バイビーが4.2回まで無失点の好投。防御率メジャー1位のブルペンがその後を引き継ぎ、5投手による盤石の継投でガーディアンズは完封勝利。6回にもデイビッド・フライの二塁打で追加点を入れ、快進撃を続けるタイガースを寄せ付けない完勝だった。 ガーディアンズにとって、タイガースブルペンのキーマンであるホートンを打ち崩せたのは僥倖だ。実はガーディアンズはホートンを大の苦手としており、今季は6登板(12.1回)で無得点。特に左投手を比較的苦手とするネイラーは、これまで7打数1安打とホートンに苦戦していたが、初回にホートンをKOするタイムリーを放った。 また、ガーディアンズのブルペンは貫禄を発揮。6回終了時でリードしていれば71勝2敗という圧倒的な数字を残しているガーディアンズは、大量点差ながら勝ちパターンを惜しみなく投入。ケイド・スミス、ティム・ヘリン、ハンター・ガディス、守護神エマニュエル・クラセが1本の安打も許さない無失点リレーを見せた。ア・リーグの地区シリーズは明日の休養日を挟んで8日に第3戦予定。タイガースはエースのタリック・スクーバル、ガーディアンズは左腕マシュー・ボイドが先発する。