「ユニクロ」の神戸三宮センター街旗艦店をパトロール! 「ギャップ」跡地に出店
「ユニクロ(UNIQLO)」は3月29日、神戸の三宮センター街に「ユニクロ 神戸三宮店」をオープンする。今年2月に閉店した「ユニクロ 神戸元町店」に続き、旧神戸三宮店を28日に閉店し、新店に集約。スタイルプラザビルの1~5階に入り、5フロア構成で売場面積は約1782平方メートル。兵庫県内最大規模の店舗で、地域の旗艦店と位置付ける。 【画像】「ユニクロ」の神戸三宮センター街旗艦店をパトロール! 「ギャップ」跡地に出店
新店がある場所は、神戸三宮のメインストリート、三宮センター街の東口から入ってすぐ。JR、阪急、阪神の駅からも徒歩2分という絶好の立地にある。以前は「ギャップ(GAP)」が入っていたが、コロナ禍の2021年1月に閉店して以降、テナントが埋まらない状態だった。
「旧神戸三宮店が開業から20年が経過し、建物が老朽化していたため、新店を出すタイミングにあった。加えて、再開発が進む三宮に県内一の店舗を出店することで地域のお客さまに何度も足を運んでもらえる店を作りたかった。神戸は今後さらに国際化が進むと聞いている。増えつつあるインバウンドの需要も取り込んでいきたい」と、同店の齋藤敦史店長は話す。
神戸エレガンスを意識
取り扱うアイテム数は500~600品番で、ウィメンズ、メンズに加え、今回初めて4階にキッズ&ベビー売り場を設けた。子どもがいるファミリー層を狙い、授乳室を設置したほか、売り場の通路も通常より広めにとっている。さらに、ファッション都市、神戸らしく、ファッション感度が高いおしゃれ好きの女性客にも照準を合わせている。1、2階のウィメンズ売り場では、ワンピースやスカートなどを充実させ、神戸エレガンスらしいスタイリングを前面に打ち出しているのが印象的だ。
4階のメンズ売り場では、ビジネスマン向けのスーツやシャツなどを充実させた。エスカレーターを上がったところにスーツのカスタムオーダーコーナーを配置。通常の1.5倍の広さにカウンターと椅子を置いてゆっくり買い物できる環境を用意し、三宮界隈で働くビジネスマンのニーズに対応する。働く女性向けのカスタムオーダースーツはウィメンズフロアに用意。いずれも注文から最短で翌日~10日以内に受け取れる。