センバツ2023 開会式 大阪対決、見せてくれ /大阪
◇履正社・第6日 「まず初戦、攻める野球を」 ◇大阪桐蔭・第3日 「甲子園、見えぬ力ある」 第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)は18日、開幕した。府勢の大阪桐蔭(大東市)と履正社(豊中市)の選手らは開会式に参加し、センバツとしては久しぶりに聖地を行進した。【戸田紗友莉、山口一朗】 前回覇者の大阪桐蔭は、前田悠伍主将(3年)が優勝旗を、南川幸輝副主将(3年)が優勝杯を返還した。前田主将は「(開会式本番で)初めて行進ができていい思い出になった。より気持ちが引き締まった」と話した。昨夏の甲子園では準々決勝で下関国際(山口)に敗れた経験から、「甲子園には見えない力があるということをチーム全員が意識して戦いたい」と闘志をのぞかせた。 履正社は中止となった2020年大会以来3年ぶりの出場。森沢拓海主将(3年)は17日のオンライン会見で、声出し応援の解禁について「応援は一番の力になるので、その分期待に応えたい」と話し、「試合が近づきモチベーションは上がってきている。まずは初戦、自分たちらしい攻める野球をしていきたい」と意欲を見せた。 大阪桐蔭は大会第3日第3試合(午後2時)で敦賀気比(福井)と、履正社は第6日第3試合(同)で高知と対戦する。