デ・リフトのマンU移籍阻止へ バイエルンサポーターが売却に反対する署名運動を開始 「間違いなく後悔することになる」
去就が注目されている
今夏にマンチェスター・ユナイテッドに移籍する可能性があるバイエルンのマタイス・デ・リフト。 ユナイテッドへの移籍の交渉は進んでおり、選手自身もユナイテッドへの移籍に前向きのようで、バイエルン退団は既定路線と考えられている。 そんななか、バイエルンのサポーターはデ・リフトの売却に反対しているようだ。英『Daily Mail』が伝えている。サポーターたちはすでに嘆願書を作成するまでに至っており、木曜日までに14000人以上が署名をしているとのこと。また嘆願書の説明にはデ・リフトがいかにチームにとって欠かせない存在であるかが記載されているようだ。 「我々は皆、マタイス・デ・リフトにFCバイエルン・ミュンヘンに残留してほしいと思っている!彼は世界トップクラスのディフェンダーであり、おそらくチーム内で最高の選手であることを証明してきた。彼が2022-23シーズンの最優秀選手に選ばれたのには理由がある。さらに彼はまだ24歳と若く、将来は明るい。彼はその可能性を最大限に発揮するためにそれを使うだろう」 「マタは若いにもかかわらず、すでに非常に成熟しており、素晴らしいメンタリティの持ち主である。だから彼は間違いなくディフェンスのリーダー的存在となり、おそらく数年後にはキャプテンの座を争う存在となるだろう。英語、ドイツ語、オランダ語を流暢に話す彼の能力は、その点において大いに役立つだろう。19歳にして彼は、キャプテンとしてアヤックス・アムステルダムをUCL準決勝に導いたんだ」 「マタイス・デ・リフトを売却することは、絶対に避けなければならない決定であり、間違いなく後悔することになるだろう。だからこそ、私たちは声を大にして、そのような過ちは犯さないことをアピールしているのだ!」 とはいえ、すでにバイエルンはシュツットガルトから伊藤洋輝を獲得している。さらにレヴァークーゼンからヨナタン・ターの獲得も試みており、CBは余剰人員となってしまう。バイエルンのサポーターはデ・リフトの将来性を見据えて、売却すべきではないと考えているが、今夏の去就はどのような結末を迎えるのか。
構成/ザ・ワールド編集部