静岡競輪の「KEIRINグランプリシリーズ」が29日に2日目を開催。11Rガールズグランプリを制した石井寛子(38歳・東京=104期)の喜びの声は以下の通り。(netkeirin特派員)

優勝 石井寛子

7年ぶりのグランプリ制覇を果たした石井寛子(写真提供：チャリ・ロト)

　2017年に優勝したときより何倍も何倍もうれしかったです。12年間、応援してくれた人のパワーがあったから勝てたのかなって思いました。7番車だったので後方を選びましたけど、私はこれまでグランプリでは前々勝負が多かったんです。だけどそれで勝てない日が続いたし、2024年は後ろから我慢のレースを選びました。 　最終バックは2番手にいられて、逆にいい位置すぎてこの状態はなんだろうと錯覚したほどでした(笑)。でも改めて冷静になってからはいつも通りで焦らずに行けばこのまま突き抜けられると。勝ったと確信？ 走りながら集中はしていましたけど、夢心地だったから感触は無かったんですよ。 　本当に応援してくれた人たちに感謝ですね。去年、(10年連続で出場していたグランプリに)出られなかったし、7月にはまだ圏外でグランプリに出られないかと思ったけど、こういう形で返せたのはうれしかったし、ファンの皆さんに喜んでいただけたと思います。 　来年は1年間、支えてもらった人たちに返せるように感謝を込めて頑張りたいですね。賞金の使い道？ いつも通りに寄付をしたり、お世話になった人たちに恩返ししてから、好きなアーティストの推し活に使いたいです(笑)。