リーベル・プレートがデミチェリス監督の退任を発表…1年半で3タイトル獲得も苦戦
リーベル・プレートは27日、マルティン・デミチェリス監督の退任を発表した。28日のサルミエント戦が最後の指揮となる。 現役時代にリーベル・プレートやバイエルン、マラガ、マンチェスター・シティで活躍した元アルゼンチン代表DFのデミチェリス監督は、マラガに復帰した2016-17シーズンを持って引退。そのままマラガのアシスタントコーチに就任し、指導者のキャリアを歩み始めた。 2019年夏にはバイエルンのU-19チーム指揮官に就任。2021年4月からはファーストチームのリザーブチームにあたるバイエルンⅡを率いた。 プロデビューを飾ったリーベル・プレートには2023年1月に帰還。マルセル・ガジャルド監督の後を継いだ。 就任1年目の2023シーズンは、リーベル・プレートに38度目のリーグ優勝をもたらした上、スーペルコパ・アルヘンティーナなど計3つのタイトルを獲得。1年半で通算86試合51勝16分け19敗の成績を残している。 しかし、アルゼンチン『TyC Sports』によると、コパ・リベルタドーレスでのベスト16敗退など各カップ戦での敗退に加え、チーム内に亀裂が生じていた模様。また、2024シーズンのプリメーラ・ディビシオン(アルゼンチン1部)は、第7節を終えた時点で11位と振るわず、直近のゴドイ・クルス戦の敗北が決定打となった。 クラブ上層部との合意に基づく退任と発表したリーベル・プレートは、クラブを去ることとなったデミチェリス監督に感謝の意を表している。 「リーベル・プレートはデミチェリスの多大なプロフェッショナリズム、献身性、我々のユニフォームへの敬意、そして獲得した3つのタイトルに感謝している。また、彼や彼のコーチングスタッフ陣がキャリアの次のステップで成功することを願っている。ありがとう、マルティン」
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