SH斎藤シンビン LOディアンズにレッドカード 14人のピンチしのいだ日本がウルグアイを破る
ラグビー・リポビタンDツアー2024(16日、日本代表36-20ウルグアイ代表、フランス・シャンベリー)世界ランキング14位の日本が同19位のウルグアイを破り、今秋のテストマッチ初勝利。第2次エディー・ジャパンとしては4勝目を挙げた。ウルグアイとの通算成績は5勝1敗。 日本は格下のウルグアイに先制トライを許した。前半8分、SHサンティアゴ・アルバレスからのオフロードパスを受けたNO・8サンティアゴ・アルバレスに中央に持ち込まれる。今度は日本が10分、相手ゴール前でのアタックからNO・8姫野和樹がトライを返し5-7とした。互いに1PGを決めた後の32分、右展開から2キャップ目のWTB浜野隼大がテストマッチ初トライ。36分には相手ゴール前でのラインアウトからサインプレーが決まり、FL下川甲嗣がトライ。しかし39分、ゲーム主将のSH斎藤直人が危険なタックルでシンビンとなる。前半は18-13と日本のリードで終わった。 後半4分、ウルグアイはFLルーカス・ビアンキのトライで20-18と再逆転。日本は12分にWTBジョネ・ナイカブラがトライを奪い23-20とひっくり返す。斎藤が2PGを決め、29-20と差を広げるが、その間の26分、LOワーナー・ディアンズが危険なタックルで一発退場。そんなピンチもタックルで食らいついてしのぎ、38分に自陣深くでの相手ボール奪取から逆襲した日本が、CTBディラン・ライリーのトライで勝利を引き寄せた。 日本は24日(日本時間25日)に英国・トゥイッケナムでイングランド代表と対戦し、欧州遠征を終える。