技能実習制度で日本へ逃れる「カンボジア人難民」の過酷な現実
野党排除で加速する独裁体制
健全な選挙を求めて300人ほどのカンボジア人が銀座を行進した(以下写真すべて筆者提供)
「Freeカンボジア! Freeデモクラシー! Fairエレクション!」 声を上げて銀座の街を歩くのは、日本に住むカンボジアの人々だ。梅雨の合間の青空が広がった6月25日、およそ300人が集まり、「独裁反対」「公正な選挙を」といった日本語のプラカードを手に、祖国の現状を日本人に訴える。 カンボジアではそれほどに、いま民主主義が失われつつある。
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室橋裕和