パリ五輪で評価急上昇!三戸舜介がアーセナル獲得候補と英メディア予想「アルテタのウインガーになる可能性がある」
パリ五輪の戦いを終えたU23日本代表の三戸舜介に対し、英メディア『Daily Express』が、この夏の移籍市場における、欧州名門クラブの獲得候補になり得ると伝えている。 【画像】パリ五輪に挑んだU-23日本代表18名を一挙紹介! 現地時間8月4日、同メディアは「アーセナルを魅了する五輪スター5人。"和製メッシ"から180cmストライカーまで」と銘打った特集記事を配信した。 トピックの中で、「アーセナルは今シーズン、プレミアリーグのタイトル獲得に向けて選手補強を続けているが、ミケル・アルテタ監督は2024年のパリオリンピックに目を光らせている可能性がある」と見通しており、その上で、スペインのサムエル・オモロディオン、ジョアン・ガルシア、フランスのジャン=フィリップ・マテタ、クアディオ・コネとともに、三戸も名を連ねた。 「シュンスケ・ミトはオリンピックで名を馳せ、パラグアイを5-0で破った試合で2得点を挙げたが、準々決勝でスペインに敗れた。彼のユニークなスタイルは、過去にはリオネル・メッシと比較されたことさえある」 五輪での活躍や高いポテンシャルをそう称える同メディアは、「この日本人ウインガーは、昨年10月にU-22の試合でアルゼンチンに5-2で勝利した際に称賛を浴び、その2か月後にスパルタ・ロッテルダムと契約した。彼は、Jリーグのベストヤングプレーヤー賞を受賞したばかりのリーグを後にした」と欧州移籍までの経緯も記している。 さらに、三戸がスパルタ・ロッテルダムと契約を交わす以前に、三笘薫所属のブライトンも関心を示していたと振り返りながら、「ミトの価格は、オリンピック後の現在の『Transfermarkt』の評価額100万ポンドから上昇する可能性がある」と指摘。ブライトンで飛躍を遂げた三笘同様、三戸も短期間で欧州での市場価値が上がるものと予想し、続けて「それでもアーセナルが獲得に動くことに決めた場合、依然としてお買い得な買い物となるだろう」と論じている。 また同メディアは、アーセナル移籍により同じ日本人プレーヤーである冨安健洋との“共演”も確実だと主張し、「ミトは同郷のタケヒロ・トミヤスとともにエミレーツに在籍し、アルテタの将来のウインガーとなる可能性がある」と綴っている。 パリ五輪では悔しさを味わったものの、三戸は欧州メディアも視線を注ぐほどのインパクトを残したようだ。果たして近い将来、21歳のビッグクラブ移籍は実現となるのだろうか。 構成●THE DIGEST編集部
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