ソフトバンク・周東 今季テーマは“不動”「ベースからの上積みでいい成績を」左膝リハビリは順調
ソフトバンクの周東佑京内野手(28)が4日、みずほペイペイドームで自主トレを行い、今シーズンのテーマを“不動”とした。 「昨年から大きく変えることはせずいこうかなと。ベースからの上積みでいい成績を残したい」と語った。 選手会長就任1年目の昨季は自己最多123試合出場で初の規定打席にも到達。41盗塁で2年連続3度目の盗塁王に加え、外野手としてベストナインとゴールデングラブ賞をいずれも初受賞。飛躍の1年となったが「毎年シーズンが終わって“こうしていこう”というのがあるけど結局、変わってない」とあえて高望みはしない。 3日に始動し上、下半身を交互にトレーニング中。昨年11月に手術した左膝のリハビリに重点を置いており「感覚的に痛くないし(2月1日に)間に合わせるプランでいく。病院でOKをもらったら走り出すと同時に打つ、投げるを含めて強度を上げていく」とキャンプ初日合流を視野に入れるほど順調だ。 狙うは不動のレギュラー。「確約じゃないし争わないといけない。より結果を出し、いい1年にしたい」。落ち着いた様子の新春の誓いだった。(井上 満夫)