中国・北陸が梅雨入り 西日本~東北は24日(月)にかけて大雨警戒
きょう22日(土)午前、気象庁は中国地方と北陸地方が梅雨入りしたとみられると発表した。中国地方は平年より16日遅く、昨年より24日も遅い梅雨入りとなる。また、2019年(6月26日ごろ)、1968年(6月24日ごろ)に次いで過去3番目に遅い梅雨入りとなる。北陸地方は平年より11日遅く、去年より13日遅い梅雨入りとなる。
中国地方や北陸地方は向こう1週間も、梅雨前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなる見通し。なお、中国地方を含む西日本は週明け24日(月)にかけて、北陸地方を含む東日本と東北地方ではあす23日(日)から週明け24日(月)にかけて、雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、警報級の大雨となるおそれがある。大雨による土砂災害、低い土地の浸水や河川の増水・氾濫などに警戒が必要だ。
なお、梅雨は季節現象であり、その入り明けは平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間がある。梅雨入り、梅雨明けともに速報値として一旦、発表されるが、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を秋に行い、その結果を確定値としている。