【40代・50代におすすめ温泉】東京23区内にまだまだある!大人におすすめしたい 源泉掛け流しもある温泉
温泉ソムリエの資格を持つミワ&ミホが、東京でも23区内の、源泉掛け流しの温泉もある2つの施設に、行ってみたのでご紹介。都内在住者にとっては、気軽に行けるうれしいスポットなので、ぜひチェックしてみて。
地元の人に愛される、2種類の温泉が楽しめる 武蔵小山温泉「清水湯」
ミワ 前回に続き都内の温泉をリサーチしてみたら、意外とたくさんあることがわかったの。東京も奥深いわよね~。 ミホ そうよね~。そして今回、私がおすすめしたいのが、品川区・武蔵小山の「清水湯」。ここは、ウチから自転車ですぐ行けるから、たまに行っていて、ミワさんにも行ってみてほしかったのよ。 ミワ 「清水湯」は都内の温泉の中ではわりと有名よね。ミホさんからも前から話を聞いていて行ってみたかったのよ~。 ミホ じゃあ、早速行ってみましょ!
ミホ 清水湯は、大正13年に初代の川越実喜さんが銭湯として始めたのが最初なのだそうよ。ただその後、銭湯が衰退していってお客さんが激減したことから、2代目の稔さんが大きな賭けに出て、突然「温泉を掘る!」と言い出し、掘削を始めたそう。当時は、大田区には黒湯があったけれど、品川には温泉は出ないと言われていたそうなのよ。 ミワ 都内の、しかも品川区に温泉を掘ろうとするなんて、すごい決断よね~。 ミホ そうよね。でも、結果的に、平成6年に第1源泉の天然黒湯温泉の採掘に成功して。それからお客さんが3倍に増えて、今の清水湯の基盤ができたそう。その後、3代目の太郎さんが、平成19年に第2源泉の黄金の湯の掘削に成功したそうなのよ。すごい歴史ね~。 ミワ ホント。NHKの「プロフェッショナル」とか、「情熱大陸」とかでやってほしいくらいだわ。 ミホ ということで、そんな歴史あるお風呂に入ってみましょ。
ミワ 地元の人ですごく賑わってるわね。若い人からお年寄りまでたくさんの人がいて、街の人から愛されている感じ! しかも、東京都が取り決めた公衆浴場規定の550円で、2種類の天然温泉に入れちゃうなんてありがたいわね! ミホ そうなのよ。いつ来ても地元の人でいっぱい。今どきこんなに活気がある銭湯って少ないかも!? やはり温泉を掘削した効果は絶大だったわね~。 ミワ 露天風呂スペースのライトが暗めで、雰囲気よく作られているのもいいわね。さっそく黒湯に入ってみましょう。ここの黒湯は、前回行った深大寺や蒲田の濃い黒湯に比べると、きめが細かくて、さらっとした感触ね。肌にスーッとなじむわ。 ミホ 泉質名で言うと“重炭酸ソーダ泉”で、特に軟化作用に優れていて、保湿と保温効果が高いんですって。うるおいも、温め力も減ってくる私たち世代にとって、うれしい効果ね~。万病予防に効果がある万能温泉とも言われているらしいわ。 ミワ この黒湯は源泉掛け流しではないけれど、高濃度のナノバブルが充填されているというところに工夫がみられるわよね。温泉効果が高まりそう~。 ミホ そして、もうひとつの黄金の湯は100%源泉掛け流し。こちらは、ヨード成分が高濃度で入っているらしく、神経痛や筋肉痛や関節痛、五十肩、すり傷、切り傷などにいいみたい。のどの痛みは、初期段階なら、さっと引くこともあるんですって。最近、私たちの世代にも、のどのトラブルに悩む人増えているから、うれしい効果ね。