大型商業施設誘致へ“最後のチャンス”の土地 売り場面積「8,000㎡」→「12,000㎡」緩和案に半数以上が賛成「もっと広げるべき」との声も 静岡市がパブリックコメント結果を公表
静岡放送
静岡市は12月25日、東名高速日本平久能山スマートIC南側の土地利用について議論する会合を開き、市民から意見を募っていたパブリックコメントの結果を公表しました。 【写真を見る】大型商業施設誘致へ“最後のチャンス”の土地 売り場面積「8,000㎡」→「12,000㎡」緩和案に半数以上が賛成「もっと広げるべき」との声も 静岡市がパブリックコメント結果を公表 <静岡市 難波喬司市長> 「静岡市にとって最後のチャンスぐらいの用地なので、きっちりと予算を確保して、そして、企業の方々が失望しないように、『魅力あるな』『ここに立地したいな』と思うような状況を明示をしていきたい」 市長が「最後のチャンス」と力をこめるのは、静岡市が検討を進める市の南部、駿河区の宮川・水上地区の土地利用についてです。市では、大型商業施設の誘致を目指し、売り場面積の上限を現行条例の8000平方メートルから1万2000平方メートルに緩和させる案などを示しています。 商店街の関係者などが参加する25日の会合では、静岡市が示した改正案に対するパブリックコメントの結果が公表されました。意見を寄せた約100人のうち、半数以上が市の案に賛成。「売り場面積をもっと広げるべき」といった意見の一方、既存店舗への影響を懸念する声なども寄せられました。 <静岡市商業労政課 横田哲也係長> 「我々も丁寧に今後も対応させて頂き、市全体として魅力を作っていきましょうという話をさせて頂きたい」 市では、2025年1月下旬までに改正案の方針を決め、早ければ、2025年度中に誘致する施設を固めたいとしています。
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