米国、韓国大統領権限代行弾劾に「憲法に基づいて…崔相穆代行と業務する用意できている」
米国政府が27日(現地時間)、「我々は崔相穆(チェ・サンモク)大統領権限代行および韓国政府と共に業務をする用意ができている」とした。 米国務省はこの日、韓悳洙(ハン・ドクス)大統領権限代行弾劾訴追案の国会本会議可決に関連し「我々は韓国が憲法に明示された手続きを平和的に進めるのを見守った」とし、このように明らかにした。続いて「最も重要なのは韓国が民主的な回復力を見せたこと」とし「我々はこうした過程全般にわたり韓国国民を強く支持し、この数年間に多くの成果を出した韓米同盟を強く支持する」と強調した。 米国防総省も「我々は韓国と韓国国民、民主的手続きおよび法治に対する我々の支持をもう一度強調する」とし「韓米同盟に対する我々の公約は強固だ」と明らかにした。また「この数年間に韓米同盟は大きな進展を遂げた」とし「我々は韓国と協力し、さらに進展することを期待する」と述べた。 これに先立ち韓国国会はこの日午後、本会議を開き、韓権限代行に対する弾劾訴追案を在席192票に賛成192票で可決した。韓権限代行は午後5時19分付で職務が停止し、大統領に続いて大統領権限代行までが職務から排除される初の事態を迎えることになった。次の儀典序列の崔相穆経済副首相兼企画財政部長官が大統領権限代行職を継承した。