おせちの食材・食品は購入のタイミングが命 ベテラン主婦がベスト&ベターな購入時期や上手な冷凍方法を伝授
おせち食品(完成品)を買うタイミング
多くのおせち食品が店頭に出るのはクリスマス直後ですが、その前に買える食品もあります。 ただ、どちらも大みそかに近づくほど選べる食品の種類が減って割高な食品ほど残りやすいのがネック。 少しでも安く買いたいなら購入のタイミングを計る必要があります。 ここではクリスマス前後に分けておせち食品を買うのによいタイミングをお伝えします。 ◆クリスマス前から入手できるおせち食品 かまぼこ 黒豆(業務スーパー) 昆布巻(業務スーパー) ハムなどの肉加工品(塊) などの一部おせち食品はクリスマス前から買えますが、日持ちがするものとしないもので買うタイミングが異なります。 ◆日持ちするおせち食品(業務スーパーの黒豆、昆布巻き、肉加工品(塊) これらの食品は消費期限を確認したうえで早めに買っておくのがおすすめです。 たとえば、業務スーパーの黒豆(98円)やにしん昆布巻き(158円)、オードブルになる「合鴨パストラミ(328円)」はふだんから店頭に置いてあり、クリスマス前に買えます。 クリスマスが近づくとハム・焼豚など肉加工品の塊(消費期限製造より約25~40日)がスーパーの店頭に大量に出てくるので、それもクリスマス前に買っておくといいでしょう。 チルドの肉加工品は同じ価格でも塊によって重さが大きく異なるので、お得に買いたいなら一つ一つ塊の重さを確認しながら買うのが鉄則です。 ◆日持ちしないおせち食品(かまぼこ) かまぼこは未開封冷蔵保存でも製造後1週間、開封後は数日で消費期限が来てしまうので、早めに買っておくとお正月前に消費期限が来てしまいます。 それでも価格が上がらないうちに買っておきたいなら、かまぼこをお正月まで冷凍保存するのも一つの方法です。 かまぼこの上手な冷凍方法はニチレイの『ほほえみごはん』に画像付きで掲載されています。 ◆クリスマス後にならないと入手しにくいおせち食品 伊達巻、錦卵、昆布巻、田作り、栗きんとん、黒豆(業務スーパー以外) クリスマスが終わった直後におせちの特設コーナーができた日に必要なおせち食品を全部買ってしまいましょう。 豊富な選択肢の中からわが家のニーズに合ったおせち食品を納得の価格で買えます。
おせちの食材や食品は購入のタイミングを計りながら買うのがお得
おせちの食材や食品は種類によって異なる購入タイミングを計りながら上手に購入すれば、年末に高騰したおせちの食材や割高なおせち食品を買う羽目になる事態を回避できます。 まずは今から購入計画を立て、ベスト&ベターなタイミングでお得におせちの食材や食品を入手しましょう。
大岩 楓