桐山漣の登場に沸いた…ドラマ『潜入兄妹』第4話。名優ぞろいのキャストの共通点とは? 徹底解説
竜星涼と八木莉可子がW主演を務める日本テレビの土ドラ10『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』(日本テレビ系)が放送中。今回は、詐欺集団「幻獣」4人目の幹部が明らかとなった第4話のレビューをお届けする。(文・浜瀬将樹)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】 【写真】桐山漣がイケメンすぎる…貴重な未公開写真はこちら。ドラマ『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』劇中カット一覧
冨手麻妙が「おねだり女子」を熱演
幻獣に潜入中の渡良瀬貴一(竜星)と優貴(八木)兄妹に新たなミッションが与えられた。それは、盗まれてしまった「おねだり女子」に関するプログラムを取り返すことだった。 男に直接会わず、メッセージのやりとりだけで恋愛感情を抱かせてカネを送らせるロマンス詐欺「おねだり女子」。 年間で1億5千万円の売り上げが見込めるものの、騙す方の腕も試される詐欺である。そこで白虎(黒谷友香)は、人の代わりにAIを使って何万人もの男とやりとりができるプログラムを作り、さらに儲けようとした。しかし、今回そのプログラムごと盗まれてしまったという。 プログラムを盗んだ主犯格は、まりな(冨手麻妙)という女。彼女が闇バイトで雇った実行犯と貴一が瓜二つだったため、貴一がその男のフリをして、アジトに潜入した。
「バカなくせに無意味にカネだけ貯め込んでいる老害」 辛辣すぎるパンチラインが炸裂
アジトには、数名の女たちがさまざまな男とメッセージのやりとりをしていた。 そんななか、メンバーに向かって「ヤリモクのエロいおぢ(ターゲット)って、本当に世の中にいらない存在だから。バカなくせに無意味にカネだけ貯め込んでいる老害なの。だったらそのカネ、私たちが有効活用した方がいいでしょ?」とまりな。 さらに、声色を変えて「おぢの人生が壊れようが、しったこちゃな~い!」とポーズを決めた。 「今月の目標達成金額」に届いていないと判明した際には、メンバーにハッパをかける一幕も。「おぢからお金をいただいても、そこで安心しないこと。私たちは、おぢを騙してるわけじゃない。相手に喜んでもらって幸せを与えているの!」と教えた。 彼女たちがやっていることは犯罪なので、ドラマの世界と言えど許されることではない。ただ、まりなの発言がいちいち辛辣で記憶に残る台詞だったのは確かだ。 今回モチーフにしているのは、世間を騒がせた「頂き女子」事件で間違いないだろう。そんな記憶に新しい詐欺事件と、冨手が放つ辛辣な台詞&熱演も相まって、SNSでも大きな話題を呼んでいた。