桐山漣の登場に沸いた…ドラマ『潜入兄妹』第4話。名優ぞろいのキャストの共通点とは? 徹底解説
青龍を演じるのは桐山漣!
この他、第4話では、もはや毎週の楽しみになっている新キャストが発表された。 玄武(吹越満)、朱雀(白石聖)、白虎に続き、明らかとなったのは鳳凰の右腕・青龍のキャスト。彼を演じるのは、多くの映画やドラマに出演する俳優の桐山漣だった。 そんな桐山の出演に特撮ファンが大喜びしたという。それはなぜか? よくよく調べると、本作のキャスティングに秘密があった。 『潜入兄妹』のメインキャストが発表された当時から話題になっていたのが、俳優陣の共通点だ。 竜星が『獣電戦隊キョウリュウジャー』(キョウリュウレッド/桐生ダイゴ役 2013、テレビ朝日系)、鳴瀬賢太役の伊藤あさひが『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(ルパンレッド/夜野魁利役 2018、テレビ朝日系)、入間慎之介役の及川光博が映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』(仮面ライダー3号/黒井響一郎役 2015)など…。 『潜入兄妹』には、特撮作品に出演経験のある俳優が数多く名を連ねている。 本編では決して叶うことのない「夢の共演」が果たされているなか、『仮面ライダーW』(仮面ライダーW・仮面ライダージョーカー/左翔太郎役 2009、テレビ朝日系)で菅田将暉とW主演を務めていた桐山が新たに加わった。正義のヒーローたちが、今度はダークな世界で敵味方に分かれて大暴れするのだから、特撮ファンが歓喜するのも頷ける。 一見、ヒーローとはかけ離れた内容でミスマッチにも見えるが、これまでの話で、世界観が構築されている『潜入兄妹』と、特撮出演俳優の親和性が高いのは証明済み。 今後、竜星と桐山がどんなやりとりを繰り広げるのか。彼らの新たな一面も見られる“振り幅”を楽しみに、次回の放送を待ちたい。 【著者プロフィール:浜瀬将樹】 1984年生まれ。フリーランスの編集・ライター。映画、ドラマ、バラエティー番組の会見取材、俳優さんや芸人さんなどのインタビュー、ドラマや俳優さんのコラム、お笑いのライブレポートなど、エンタメ系を中心に執筆している。
浜瀬将樹