【陸上】キップケメイが10000m初V 京産大・小嶋郁依斗が日本人トップ7位 女子は小川陽香が初優勝/日本IC
◇天皇賜盃第93回日本学生対校選手権(9月19日~22日/神奈川県・Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsu)1日目 スローペースの男子10000m日本人トップは小嶋郁依斗! キップケメイが初優勝/日本IC 日本インカレの1日目が行われ、決勝は男女の10000mが実施されて男子は昨年2位のシャドラック・キップケメイ(日大)が28分41秒26で初優勝を果たした。 留学生6人を中心とした7人の集団が抜け出したが、スローな展開で5000mを14分40秒で通過。少しずつペースアップし、8000m付近で3人の争いとなった。最後の1周までスティーブン・レマイヤン(駿河台大)、ラファエル・ロンギサ(拓大)と競り合ったものの、残り200mでスパートしたキップケメイが突き放した。 両腕を大きく広げてゴールしたキップケメイは「めちゃくちゃうれしいです。(箱根駅伝予選会も)ナンバーワンを目指したいです」と笑顔で話していた。 日本人トップは残り700m過ぎからロングスパートを仕掛けた小嶋郁依斗(京産大)が29分47秒19で7位。網本佳悟(東洋大)が8位、松田朋樹(湘南工科大)が9位に続き、序盤は留学生集団でレースを進めた古川大晃(東大)が10位に入っている。 女子はスタートから不破聖衣来(拓大)が引っ張り、縦長の集団で続いたが、残り1周のスパート争いを制した小川陽香(立教大)が33分04秒54で初優勝。野田真理耶(大東大)が0.80秒差の2位、永長里緒(大阪学大)が3位に入った。不破は7位だった。 このほか、男子100mではパリ五輪男子4×100mリレー代表の栁田大輝(東洋大)が10秒33(+0.6)、同200m代表の鵜澤飛羽(筑波大)が10秒25(+0.1)でともに準決勝進出。女子100mでは昨年ワン・ツー・スリーの藏重みう、岡根和奏、奥野由萌の甲南大勢がそろって準決勝へ進んでいる。 2日目は男女の100m、400m、1500m、男子の棒高跳、走幅跳、円盤投、やり投、女子の10000m競歩、走高跳、砲丸投、ハンマー投で決勝が行われる。
月陸編集部