太陽電池製造装置のエヌ・ピー・シーが秘めるポテンシャル
フランス・ボルドーに近いサンルーベで稼働した、廃棄太陽光パネルのガラス剥離などを軸とした自動解体ライン。2022年9月に立ち上がった独自開発の実機を確かめるため、エヌ・ピー・シーの伊藤社長(右から2番目)が現地を視察した(写真:エヌ・ピー・シー提供)
太陽光関連の本命銘柄が株価底離れしたが、継続するか――。 アメリカのファーストソーラー社向けに薄膜太陽電池モジュール製造装置を手がけるエヌ・ピー・シー(6255)は、今2023年8月期第2四半期累計(2022年9月~2023年2月)の営業利益が、期初計画の8700万円(前年同期は100万円)から2億2400万円と上振れて着地した。 今第1四半期(2022年9月~11月)は8000万円の営業赤字(前年同期は1800万円の赤字)だったから、第2四半期(2022年12月~2023年2月)は一気に約3億円の営業黒字を稼いだことになる。
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古庄 英一