冬は汗をかかないので、湯船につかる回数を「2日に1回」に減らしたい!「毎日入る場合」と比べて、どれだけ節約になりますか?
毎月の生活費を節約したい人にとって、毎日の入浴にかかる水道代は気になるポイントでしょう。例えば、毎日湯船にお湯をはっている人が、お湯をはる回数を2日に1回にした場合、どのくらい節約できるのでしょうか? 本記事では、毎日の入浴にかかる水道代について、湯船にお湯をはる頻度を減らすとどうなるかを解説します。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
「2日に1度お湯をはって残りはシャワーのみ」と「毎日お湯をはる」の水道代の違いは?
東京都水道局では1リットルあたりの水の料金を「0.24円」としており、これをもとに計算していきます。 ■お湯をはる日とシャワーのみの日を1日交代にした場合 まず、「お湯をはる日」と「シャワーのみの日」を1日交代にした場合。 LINEリサーチの調査によると、シャワーのみで入浴する人の入浴時間は20分未満という回答が、「10分以下」と「11分~20分未満」合わせて約7割を占める結果になりました。 東京都水道局によれば、3分間シャワーを流しっぱなしにすると約36リットルの水が流れます。仮に18分間シャワーの水を流し続けたとすれば216リットルの水を使ったことになります。 冬場は、毎日の入浴をせず2日に1回はシャワーのみで済ませたと仮定すると、シャワーのみの15日間で使用する水量は3240リットル、料金は約778円です。 一方、お湯をためたとしても、身体を洗う際にはシャワーを使うことが多いでしょう。シャワーを利用する時間をシャワーのみのときよりやや短く「12分」で計算するとして、1日あたりのシャワーで使う水量は144リットル、15日間で2160リットルです。 また、湯船にお湯をためる場合、一般的な大きさの浴槽で使用する水の量は約180リットルです。湯船に水を15日間ためるのに、2700リットルを使います。シャワーと湯船の合計の水量は4860リットル、料金は約1166円です。 単純な計算ではありますが、シャワーのみの日とシャワーと湯船にお湯をはる日を1日交代にすると月に1944円の水道代がかかります。 ■毎日、湯船にお湯をはる場合 一方、夏場は毎日必ず湯船にお湯を入れて入浴するとしましょう。 前項の計算式によると、シャワーと湯船を両方使ったときの1日の水量の合計が324リットルです。30日間同じ入浴方法では9720リットルの水を使うことになり、料金は概算で約2333円と計算できます。 つまり、1ヶ月の入浴方法を「湯船とシャワー」から、1日交代で「湯船とシャワー」「シャワーのみ」にすることで、月に約390円の節約になると分かります。 微々たる差のように感じますが、1年では4700円弱の節約につながります。