大谷翔平MVP「最有力候補」への“異論”に同僚フリーマンが見解示す「可能性があるなら考え直した方がいい」
シーズンも佳境を迎え、MVPを巡る議論が活発化している。ドジャース専門メディア『Dodger Blue』は、大谷翔平がMVPの「最有力候補」と伝えている。 【動画】センターへ豪快弾!大谷翔平が45号本塁打で「45‐46」達成の瞬間 しかし、ダイヤモンドバックスのケテル・マルテ、ニューヨーク・メッツのフランシスコ・リンドーアなど、MVP候補には他にも何人かの名前が挙がっているとし、リンドーアに関しては最近、メッツファンや東海岸の人々から、はるかに多くの支持を得ていると記した。 大谷以外の選手を支持する理由は、「フルタイムの指名打者は、試合の大半をフィールドでプレーしているわけではないので、リーグで最も価値のある選手にはなり得ない」ということだが、果たして結果はどうなるだろうか。 そんな中、同メディアは、カリフォルニア州の地元紙『Orange County Register』に掲載された、大谷の同僚でブレーブス時代の2020年にMVPを受賞しているフレディ・フリーマンのコメントを引用した。 それによれば、フリーマンは「DHがMVPを獲得するのは難しいとずっと思っていた」とコメントし、「しかし、彼が今年していることは、それに異論を唱えるのが難しい」と、大谷のMVP獲得に異論はないと主張したという。 さらに「彼は1試合あたり4打席か5打席しか立たない。しかし、『50‐50』の可能性があるなら考え直した方がいいかもしれない。もし、他の選手がとんでもない成績を残していたら、また違ってくるだろう」と語ったという。 大谷がナ・リーグMVPを受賞すれば、MLB史上初めてDHの選手が受賞することになる。さらに、フランク・ロビンソン以来、史上2人目の両リーグMVPを獲得することになり、新たな歴史の扉が開かれるのか注目が集まっている。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]