【パ・リーグ】8月度月間MVPは“プロ野球史上初”快挙のソフトバンク・モイネロ&日本ハム・レイエス
日本野球機構(NPB)は10日、パ・リーグの8月度「大樹生命月間MVP賞」を発表。投手部門では、ソフトバンクのモイネロ投手、打者部門では日本ハムのレイエス選手が受賞しました。 【画像】ソフトバンク・モイネロ投手 投手部門のモイネロ投手は、2024年6月度以来2度目の受賞。8月度は4試合に先発出場して防御率2.00、リーグ2位タイの3勝をマークしました。13日の西武戦では1失点2安打の完璧な投球で自身初の完投勝利を挙げたほか、27日のオリックス戦では球団の外国人左腕初となる2桁勝利を達成しました。100ホールド以上を記録後に、先発での2桁勝利達成は、プロ野球史上初の快挙。外国人投手の年間複数回の受賞は、2002年5月度、6月度受賞の近鉄のパウエル投手以来です。 打者部門のレイエス選手は、来日1年目で初の受賞となりました。8月度は23試合に出場し、リーグトップタイの31安打、リーグ2位の8本塁打、リーグ2位タイの23打点で、打率はリーグトップの.403、出塁率.429、長打率.779をマークしました。出場した23試合全試合で出塁しながら11試合で長打を放ち、月間OPSは驚異の1.208に到達しました。28日の楽天戦では、3安打2本塁打と大車輪の活躍。31日の西武戦では、22試合連続安打となる左安打を放ち、セギノール選手が打ち立てた球団の外国人選手の連続試合安打記録を更新しました。 パ・リーグを投打で牽引する、2人の頼れる助っ人外国人の活躍から目が離せません。