小池都知事定例会見11月25日(全文2完)豊洲問題、のり弁ののりはがした状態
問題が起きた当時の知事に対しての返納は求めたのか?
毎日新聞:毎日新聞のハヤシダと申します。豊洲の処分の件でお尋ねしたいんですけれども、まず1点、今回、問題発覚から2カ月半程度の処分ということで、通常の懲戒処分、だいたい6カ月以上かかるといわれる中で比較的早いと思うのですが、その時期に関して、どのような所感を持たれているか、およびその時期に関してどのような指示をなさったかということ。あともう1点、行政の長としてけじめをつけられるということで、ご自身の給与削減、ああ、失礼いたしました。給与を5分の1になさるということですけれども。 小池:5分の1を3カ月間です。 毎日新聞:3カ月ですね、はい、失礼いたしました。問題が起きた当時の知事に対しては同額ないし同額以上の返納をお求めになるのか、もしくはお求めになって断られたのか、あるいはそういったことを検討、どうなさっていらっしゃるのか教えていただけますか。 小池:この処分について、早いというご指摘だったと思いますけれども、早いか遅いかはそのケースによることだと思います。そして第一次、第二次の報告を精力的にやってもらいました。その上で、どの時期に誰が何を言って何をしなかったのかということはもう明確になっているわけでございまして、そしてその件について法曹界の方々を含めたご意見を聞き、そして今回の結論に至ったわけでございまして、決して早すぎるからという話ではないと思います。 むしろ市場関係者の方々からすれば早すぎるということはまったくないんじゃないだろうかと。全てが遅すぎると思われてると思いますので、その意味では私はこの時期に至って、この処分をしなければならないというその行政の長として非常に苦しい思いをいたしますし、また当時に関わられた方々におかれましては、今このような自体に陥っていることについてはご本人たちが一番その責についてはよくお分かりになっているのではないかと、このように思っております。どのような対応をされるかについては、これからの反応を待ちたいと思っております。 なお、もう1つ付け加えますと、私の減額、給与の減額でございますけれども、これはまた返納するということになりますと、寄付の行為に当たってしまうことになりますので、あらためてこれは条例の改正と、変更ということを伴いますので、議会での案件になっていくということでございます。(※判別できず)、じゃあ。