パタゴニア プロビジョンズのオーガニック味噌ってなんだ?
ついに調味料まで誕生。リジェネラティブ・オーガニック農法の大豆を使った。 【写真を見る】それぞれのプライスをチェック!
土壌の健康を高める、リジェネラティブ・オーガニック
パタゴニア プロビジョンズから、「オーガニック味噌」と「オーガニック味噌・トゥー・ゴー」がリリースされる。発売は3月14日(木)で、日本のみの展開。取り扱い先はパタゴニア直営店、パタゴニアオンラインストア、FOOD&COMPANY(全店)、コープ自然派、ビオあつみエピスリー浜松、グリーンコープ(いとしま店)、ヤマダストアー(六甲アイランド店)、ムスビガーデン(桜新町店)、ムーンライトギア(全店)が予定されている。 今回、はじめての味噌のリリースにあたり、リジェネラティブ・オーガニック(RO)農法で作られた大豆を用いた。RO農法は最小限の土壌撹乱を目指し、土壌生物の生態系を本来の環境に整え、自然に即した方法で栽培を行う。また不耕起有機大豆は、ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)を利用して栽培されたもの。その大豆を自家採種の蔵つき麹菌で醸造した。原材料は上記の大豆と有機米、食塩のみ。製造はマルカワみそが手掛けた。 味わいはシンプルで奥行きが感じられ、はじめてのみそとは思えない出来栄えだ。「オーガニック味噌・トゥー・ゴー」は200gで、登山やハイキングにも持っていきやすいサイズ。みそ汁はもちろん、焼きおにぎりやみそ漬けなど活用度は広い。RO農法の大豆を使ったしょう油の登場にも期待したいところだ。 ■パタゴニア プロビジョンズ https://www.patagoniaprovisions.jp/
編集と文・岩田桂視(GQ)