45周年の”アニキ”水木一郎、50周年のウルトラマン主題歌を歌う喜びを語る
THE PAGE
「ゼーット!」の雄叫びと最強の目ぢからで、国内外のアニメ、特撮ソングファンを魅了してやまない”アニキ”こと水木一郎さんが、ウルトラマンシリーズ放送開始50年の新番組『ウルトラマンオーブ』の主題歌を歌い、話題となっている。 折しも今年はアニメソングデビュー45周年を迎えるという水木さん。ウルトラマンのテレビシリーズの主題歌を歌うのは初めてで、「人気のある歌手のみなさんがたくさんいるなか、僕を選んでくれたのがうれしい。今まで続けてきてよかった」と新しいヒーローソングを歌える喜びと興奮をかみしめている。
『オーブの祈り』、どんな曲ですか?
THE ALFEEの高見沢俊彦さんの作曲、演奏、コーラスと贅沢なつくりで、誰でも歌いやすい王道の曲です。高見沢さんが本当にウルトラマンが好きで、今までも何回かウルトラマンの曲を手掛けているんですよね。僕は17年前に高見沢さんに『Golden Rule』という歌を書いていただいたことがありまして、高見沢さんは僕のキーや声質をよくわかっていて、僕に合わせて作ってくれました。自分の思い描いていた曲にしてくれて、歌詞もすぐ覚えられたし、本当に愛に満ちた正義に満ちた、それでいて力強くて、でもちょっと哀愁があって、特撮ソングの持つ勇気のいっぱい詰まった歌が出来上がりました。 デモテープを聴いたら彼自身が歌っていて、高見沢ファン、THE ALFEEファンに聴かせられないのがもったいないくらいでした(笑)。彼の曲を歌うのはこれで2回目めになるので、今度いつかまたコラボしようね、って話もあって、また次につながる展開になりそうです。 今年は僕のアニソンデビュー45周年、さらに仮面ライダーが45周年、スーパー戦隊シリーズが40作品め、コロムビアのアニソン誕生も50周年を迎えたばかりなど、いろいろな節目が同時に訪れています。いわば、惑星直列のような年。その全部に関わらせていただいているんです。それに加えて、放送開始50年のウルトラマンシリーズの最新作を歌わせていただけることになるなんて。これは何か運命を感じますね。本当に”継続は力なり”です。