年収は最低いくら必要!? “500万円台から”のトヨタ高級ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」を買える“幸せな家族”の世帯年収とは
アルファードの最廉価540万円で計算すると……
「アルファード」「ヴェルファイア」は、トヨタのフラッグシップミニバンです。 ハイレベルな存在感・高級感・快適性・機能性・積載性を兼ね備えているため、ハイヤー・社有車といったVIPの送迎車としてではなく、個人ユーザーからも高い人気と支持を得ています。 【画像】カッコよすぎ!これが新型「アルヴェル」です。(30枚)
リセールバリューが高いことも特徴。車体の価値が落ちにくく、WEBや街の中古車販売店のプライスを見てみると、走行距離が少ないなどの条件が良ければ、年式が古い型でも100万円以上の値がつけられている個体が多く見られます。 一方、新車価格は高額です。アルファードは基本価格が540万円~872万円、ヴェルファイアは655万円~892万円となっています。 それでは、アルファード/ヴェルファイアはどの程度の年収があれば余裕をもって所有ができるのでしょうか。 今回は、ファミリーの中でもっとも安価な540万円のグレードで検証してみたいと思います。 ちなみにそのグレードは「Z」。2493ccの直列4気筒エンジン(最高出力134kw(182馬力)/6000rpm・最大トルク235Nm/4100rpm)を搭載した2WDの純粋なガソリン車となります。 トヨタの公式WEBで見積もりをしてみると、追加費用のないブラックの車体色で、税金・諸費用込みで572万8250円という金額が出ます。 オプションなしは現実的ではないため、30万円ほどを見積もり600万円として計算してみたいと思います。 新車を無理なく購入できる年収といわれているのが「年収の半分程度」。購入価格が600万円とすると、年収1200万円が必要ということになります。 ちなみに国税庁が発表した令和4年度(2022年)の平均年収は457万6000円/月。男性のみの平均であれば563万3000円/月、女性は313万7000円/月という結果でした。 男女別平均を夫婦として合算すると877万円が平均世帯年収といえます。 この世帯平均額で「年収の半分」に当てはめると300万円ほど足りません。