格闘家、所英男の妻「トリプルネガティブ乳がん」8カ月の過酷治療が終了「PNHという難病も患っています」
RIZINで活躍する人気格闘家、所英男の公式SNSが11日に更新され、妻のがん治療が無事に終了したことが報告された。 【写真】病院関係者とともに笑顔の所夫妻 直筆メッセージには感謝の思いがいっぱい 所夫妻が病院関係者とともに撮影した3ショットと、妻が記した直筆メッセージ画像を掲載。「所英男の妻です。がんの治療が無事に終わりました。トリプルネガティブ乳がんと診断され、8ケ月間。抗がん剤8クール、手術、放射線治療16回。あと何回…と何度も数え、人生で一番長く感じた毎日でした」と、過酷な闘病生活を振り返った。 続けて、「でも、人って優しい!生きてるから言えることですが、こんなに大勢の人に支えられていることに初めて気づき、皆様から澄んだ優しさをいっぱいもらい、幸せが苦しみを超えました」と感謝。「言葉にはしなかったけど、『試合にもガンにも勝つよ!』って思っていました」とつづった。 また、「私は、PNHという100万人に数人の難病も患っています。命についてずっと考えてきた人生です。ここで立ち止まることはないと思っていました」と、発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)と言われる指定難病も患っていることを告白。今年闘病を報告以来、多くの激励を受けたとし「超RIZINの会場で、所英男の勝利後、何者でもない私に『おめでとうございます!』とたくさんの方が声をかけてくれました。がんを公表した夜に、何百通の励ましのメールを頂きました。みんなが泣いてくれたから、私は泣かずにすみました」と記した。 7月の勝利で、夫は現役続行。「所家を応援してくださった皆様、心配してくださった皆様、本当に本当にありがとうございます!これからも所英男の応援をお願いいたします!」とつづった。