71歳、ひとり暮らしの料理研究家が勧める「ひとり定食」 どんぶり1品でもOK!バランスがとれていれば、おなかも心も満足
◆生鮮食材の選び方 生鮮食材は、小さめパックのもの、下ごしらえがいらないものを選ぶようにします。 近年はさまざまな食材が少人数用の小さなパックに入っていたり、魚は1切れ、野菜も1本単位で買えるようになっています。 1人分のレシピには、おあつらえ向き。食材は新鮮なうちに調理するほうがおいしいし、無駄にすることなく使いきれます。 鮮魚売り場にある「刺し身盛り合わせ」も便利。その日食べたい分に見合うようなサイズのパックを買うようにしましょう。 下ごしらえなしで使える薄切り肉、卵、豆腐、油揚げ、しらす干しや明太子などの加工品もおすすめです。
◆常備するべき食材は? 肉加工品、練り製品、チーズ、乾麺は常備。ご飯やパン、うどんは冷凍庫にあると安心。 思った以上に便利なのが、ハムやベーコン、ソーセージなどの肉加工品、ちくわやかまぼこといった魚介加工品である練り製品。 下ごしらえがいらないからすぐに使えるだけでなく、ちょっと加えるだけで味出しになり、肉や魚介がなくても料理が成り立ちます。 チーズも日持ちがしてすぐに食べられる便利アイテム。また、ご飯やパン、麺などの主食はストックがあると安心。 乾麺はゆでるのに時間がかかりますが、賞味期限が長いので、早く使わなくちゃ、と気にする必要がありません。 ※本稿は、『71歳、ひとり暮らし。愉しい定食 さっと作ってゆったり味わう』(家の光協会)の一部を再編集したものです。
大庭英子
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