【パリ五輪】明日初戦の柔道がまさかの大ピンチ!会場の床が“跳ねすぎる”として直前でまさかの非承認...再施工後、最終テストに臨む
開催を目前に控えたパリ五輪柔道の会場で現地7月24日から25日にかけて緊急工事が行なわれた。また、イレギュラーな作業が差し込まれたことで競技開始までに清掃作業ができるかどうかが依然課題として挙げられているという。 【画像】シュミット、ギュネシュ、ロザマリア、清水梨紗…パリ五輪に華を添える美女アスリートを一挙紹介! フランスのスポーツ紙『レキップ』など複数メディアは、柔道の会場となっているシャン・ド・マルス・アリーナで緊急工事が行なわれていると報道。同メディアによると、原因は床の密度が一定でなく、敷いてある畳が跳ねすぎるためだとし、国際柔道連盟(IJF)から再施工を求められたという。 また、同国メディアの『パリジャン』によると、IJFのマリウス・ビゼール会長はこの完成度に“激怒”したといい、このアリーナに承認を出さず、即時の作業を命令。25日の改修後もまだ完全には満足していないとの見解を示した。正式な承認は26日の最終テスト後に与えられるという。 『レキップ』によれば、当初は“柔道の殿堂”ともいわれるベルシー・アリーナで開催される予定だったが、同アリーナで体操、トランポリン、バスケットボールが行なわれることになり、慣れ親しんだ会場を使えなかったという。ビゼール会長は「私たちはベルシーの隅々まで知っています。なぜ柔道がそこで開催できなかったのか理解できません。残念ながら舞台は準備できておらず、私たちはそれに苦しんでいます。全てが時間内に解決されることを願っています」と話した。 また、その他の問題も『パリジャン』が指摘しており、裸足で行なう柔道競技では致命的な“砂埃”がまだ会場に残っており、競技開始までにその清掃も行なわなければならないという。 競技は現地27日午前10時(日本時間午後5時)から、女子48キロ級と男子60キロ級の試合が行なわれる予定だ。 構成●THE DIGEST編集部
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