「中国さえも倒した」日本の世界ランク6位浮上に韓国メディアも注目!強豪撃破の躍進も称賛「相次いで完勝」
現在開催中のバレーボールネーションズリーグ(VNL)1次リーグで女子日本代表は第2週までの8試合を終え、6勝2敗の成績となっている。大会を通じて、ポーランド、ブラジル、イタリアに次ぐ4位で、ここから第3週の日本ラウンドを迎える。 【動画】海外メディアも興奮!女子バレー日本代表がドミニカ共和国に勝利した瞬間 そして、2周目のマカオラウンド終了時で、日本の世界ランクが6位に上昇し、アジア最上位に位置づけられている。それまでアジアでランキングトップだった中国は今大会、ここまで5勝3敗の成績を残しており、6月2日にイタリアに敗れたことにより、世界ランキングで中国が7位に落ち、日本が6位に浮上することとなった。 今回のVNLでは、予選終了時での世界ランキングによりパリ五輪出場国が決定し、「アジア最上位」も五輪出場権獲得となる。現時点で、この枠での五輪出場の可能性が最も高い国が日本であることは言うまでもない。 ここまで、アジアトップを争う中国との直接対決でも勝利を収めるなど躍進を続ける日本の戦いぶりには、海外メディアからも熱視線が送られている。韓国スポーツサイト『スポーツ朝鮮』では日本の世界ランキングについてのトピックを配信し、「中国さえも倒した日本女子バレーボール、『アジア最強』ランキングで順位が上がり、パリ五輪出場の可能性が高まった」と報じた。 さらに、日本の中国戦やドミニカ共和国戦での勝利などを振り返りながら、「2024VNL予選ラウンドで6勝2敗を記録した日本は、中国が2日のイタリア戦で0-3(23-25、19-25、16-25)でのシャットアウト負けを喫し、世界ランキングでも逆転に成功した。日本は6位に浮上し、アジア諸国の中で最も高いランキングにランクインした」と日中両国の順位の変動に言及。 また日本については「今回のVNLで好調だ。トルコ、ブルガリア、ドイツに相次いで完勝し、フランス、中国、ドミニカ共和国も破った。これまでの8試合のうち敗れたのは、ポーランド(0対3)、ブラジル(2対3)のみ」などと、大会でのここまでの戦績を称えている。 今月11日から始まる日本ラウンドでの4試合で、五輪出場国が決定する。海外メディアの注目も集めるほど好調を維持する日本には、地元での出場権獲得に大きな期待が懸かっている。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]