竹田麗央も米ツアー最終予選会にエントリー 今季初メジャー2勝を含む7勝 山下、岩井ツインズらに続き来季の本格参戦目指す
「女子ゴルフ・スタンレー・レディースホンダ」(4日開幕、東名CC=パー72) 今季7勝でメルセデスランキング首位の竹田麗央(21)=ヤマエグループHD=が3日、米女子ツアーの本格参戦を目指し、同ツアーの最終予選会に出場登録したことを発表した。米女子ツアーの出場権を懸けた予選会は世界ランキング75位以内なら、1次、2次予選が免除され、米アラバマ州マグノリアグローブGCで12月5日(現地時間)から行われる最終予選会に出場できる。 竹田は1993、94年賞金女王の平瀬真由美を叔母に持ち、母でコーチの哲子(さとこ)さんもプロという女子プロゴルファーの一族。21年の最終プロテストに合格し、2023年シーズンの活躍で初シードを獲得した。3年目の今季は4月のKKT杯バンテリン・レディースでツアー初優勝を挙げたのを皮切りに、メジャー2勝を含む7勝を挙げていた。 9月のソニー日本女子プロ選手権優勝で3年シードを手に入れた際には、米女子ツアー参戦について「挑戦しやすくなった。来年とかは考えてないけどいつかは」と話していたが、前週の日本女子オープン選手権を制し、3年シードが5年シードに拡大すると「今年予選会にいってみてもいいかなと思っていますけど、締め切りギリギリまで考え中です」と今年の出場に前向きな姿勢を示していた。 また、この日に2年連続年間女王の山下美夢有(23)=加賀電子=も所属のマネジメント会社を通じて、同最終予選会に登録したことを発表。岩井明愛、千怜姉妹もすでに出場を明言しており、2次予選会から原英莉花、神谷そらも出場する。ツアーの主力選手がこぞって来季の米女子ツアー進出を狙う格好だ。