国内景気は3カ月連続で改善 ~インフラ整備や防災・災害復旧工事が押し上げ~
今後の景気は、個人消費や企業の設備投資などが下支えし、底堅く推移
今後は、実質賃金の継続的な上昇、金利や為替レート、株価などの金融市場の動向などが注目される。 観光産業の回復やDXの推進、GX政策の拡大のほか、人手不足へ対応する設備投資の実行は好材料となろう。さらに、生成AIの普及や半導体の需要拡大もプラス要因である。 一方で、2024年問題にともなう物流コストの上昇やインフレの進行、家計の節約志向、拡大する国際的な緊張などは下振れ材料となる。また、石破政権による経済政策の内容や米大統領選の行方は注視すべきであろう。 今後の景気は、個人消費や企業の設備投資などが下支えし、底堅く推移していくとみられる。 調査概要 調査対象企業:2万7093社 有効回答企業:1万1188社(回答率41.3%) 調査期間:2024年9月13日 ~ 9月30日 調査方法:インターネット調査